「たまらないよ、初美さん。そんなに肉をはずませて、本当にいやらしい身体してるんだね」
「そ、そんなに見ないで……ああ……」
「気どってんだね、初美さん。見られるのが好きなくせしてね、フフフ」
初美の胸の内を見抜いたように、達也はあざ笑った。
「ああ……誰がそんな……うそです」
初美はわななく唇をかみしめ、弱々しく頭を振った。
不意に達也の手が伸びて、初美の乳房に触れた。
「ああッ……い、いやッ」
ビクッと初美の裸身が硬直した。あわててあとずさろうとしたが、達也の手が初美の乳房をわしづかみにしている。
「じっとしててよ、初美さん。直人はこのおっぱいをいじりまわして吸いながら育ったんだろ。ボクにもいじらせてくれたっていいじゃないか」
そんなことを言いながら、達也は初美の乳房を両手でタプタプと揉み、乳首をつまんでいびりはじめた。
「あ、ああ……駄目よ……ああ、そんなこと、いけない……」
初美の声がうわずった。いじられる乳首にしびれが走り、達也の手をふり払おうとしても力が入らない。
「こうやっていじってると、ボインなのがよくわかるよ。今にもミルクが垂れてきそうだね。フフフ、おっぱいの先もとがってきたよ、初美さん」
著者: 結城彩雨
(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!