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必死に腰をくねらせ、内ももを引き締めようとしても、魔指は着実に肉裂深く分け入って、急所を探りだそうとする

鳴瀬夏巳

蔭山の右手が秘所を自在に弄んでいく。クチュクチュ、クチャクチャと猥りがわしい響きがみずからの秘所から奏でられてくるのを、亜佐美は泣きたい思いで聞いた。必死に腰をくねらせ、内ももを引き締めようとしても、魔指は着実に肉裂深く分け入って、急所を探りだそうとする。
リビングで身も世もなく恥態を演じた姉が脳裏に浮かび、亜佐美は心底怯えあがった。あの誰より慎ましやかな姉でさえ、こらえにこらえた最後にとうとう性悦に狂い、歓喜の声を迸らせて果てたのだ。
魔指は股間に垂れ落ちる石鹸液を幾度も掬いとり、肉裂を縫うようにまさぐった。ついに陰門が魔指に押し破られた瞬間、亜佐美は総毛立ちながら体感を叫んだ。
「あおおっ」
陰門が鋭い反応を示す。魔指をキュンッと食い締めた。
クククッと蔭山が耳の後ろで低く笑った。石鹸液を纏いつかせた武骨な魔指が、ヌプッ、ヌプッと出し入れされていく。
「動かさないでっ」
亜佐美は内ももを夥しく収縮させて体感に耐えている。
反応を見た蔭山は、魔指の出し入れを執念深くつづけながら、再び乳房を捕らえた。左腕で巧みに女体を引き寄せ、その掌で乳房をすっぽり包みこみ、ゆっくりパンの生地を捏ねるように揉みほぐしにかかった。決して欲望に任せて女体を蹂躙するのでなく、じっくりと型にはめていく如く、落ちつき払った手つきで急所を確実に責めあげてくる。

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