下からの突き上げに合わせて自らも膝のバネを利かせ、貫かれている双臀を大きくバウンドさせる

「はあっ、はあっ……ふぅん、はああっ」
命じられたからか、それとも自らの意志か、マリアは熱っぽい喘ぎを洩らしながら腰を使いはじめた。初めはぎこちなかったが、次第にスムーズに、そしてせわしなくなっていく。
「はあっ、はあっ……はあっ、はあっ」
下からの突き上げに合わせて自らも膝のバネを利かせ、貫かれている双臀を大きくバウンドさせる。かと思えば両手を後ろへ突いて背中を反らし、
「あーん、あーん」
甘い鼻声を洩らしながら、大きなヒップを石臼で挽くように旋回させる。
もう誰にどう思われようと、どうでもよかった。こみあげる官能の疼き、荒れ狂う快楽の暴風に身をゆだねた。今しがた体験したばかりの、あのめくるめく歓喜をさえ味わうことができるのなら、そのまま息絶えても悔いはなかった。
「ああっ、いいっ……ああっ、いいわっ」
美しいブルネットの髪をうねり揺らし、くびれた腰をセクシーにくねらせる。汗に濡れたヒップを躍動させ、たわわなバストを揺れはずませた。鼻にかかった甘い啼泣が高ぶって、
「おおうっ、おおうっ」
その瞬間が近いことを示す凄艶な咆哮を交えた。