繊細な茶髪が千々に乱れ、扇情的な眺めに情緒的彩りも添えている。太ももの上を滑る艶尻の肌触りも心地よい。まるで上等な絹で、擦られているかのようだった。
「あんっ…ああっ、ああんっ」
唇をめくりあげ、甲高い声をあられもなく張り上げる千夏。蜂腰を持ち上げては勃起肉を、ゆっくりと双尻に沈みこませる。ムチムチの太ももと若鮎の腹のようなふくらはぎが官能的に緊張するたび、膣肉までがむぎゅぎゅぎゅぎゅっと締めつけてくる。
じゅぶんじゅぶん、ぐちゅるる、ずこ、ずりゅ、ぶちゅん、じゅりゅりゅっ──。
次々にふしだら極まりない水音を立てるのは、自身の淫らな腰つきであるという自覚があるのだろう。うわごとのように「だめっ、だめっ」と躊躇いの言葉を繰り返している。それでいて、振り幅の範囲も速度も、どんどん大きなものになっていた。
出典:~誘惑の里 僕と美乳天女たち (リアルドリーム文庫)~
著者: 北條拓人
旅先で遭難しかけた青年が流れ着いた女性ばかり住む村里。「お客様を丁重におもてなしするのがしきたりですから」そこで出会った3人の美女たちによる献身的な介護と、キスや抱擁に混浴プレイなどエロチックな誘惑の数々。日常から少し離れたおとぎ話のような桃源郷を舞台に天女との甘いアバンチュールが幕を上げる──。
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