巽飛呂彦

うなじから肩へ、そして背中へと、予想どおりの丸みを帯びたやさしいライン。ふっくら、というより、どっしり、と言ってもいい腰回り。

広い浴場だから、五、六人一度に入れる浴槽と、やはり同じくらいの水栓、つまりカランがそなえられている。そのカランと浴槽、やや離れているとはいえ、せいぜいが二、三メートル。手が届く範囲ではないが、目にははっきり、すみずみまでもよく見える。屈みこ...
御堂乱

一糸まとわぬ全裸に腰縄をつけたマレーナは、双臀を縦に割る形で股縄をくぐらせていた

(ああっ、ママ……)収容所に連れてこられた日以来の母娘対面。しかしその母は黒い布で目隠しをほどこされ、こちらが見えてはいない。ああそれに、なんと惨めな、なんと破廉恥極まりない姿であることか。一糸まとわぬ全裸に腰縄をつけたマレーナは、双臀を縦...
庵乃音人

興奮した声で言うと、夏海はいやらしく腰をくねらせ、亀頭に膣襞を擦りつけ始めた

「あぁん、ふわっ、ああぁ……」「おっ、おおぉ……」ぬるぬるした牝肉の潤みのなかにペニスが飛びこんだ。案の定、胎内の肉たちは淫猥にとろけきり、たっぷりの愛液とともに怒張をもてなしてくる。挿入された陰茎に押し出されるように、白濁したよがり汁が泡...
庵乃音人

肩から腰にかけて緩やかな逆三角形のラインを描き、腰のあたりでひときわ細くえぐれたかと思うと、そこから一転して逞しい豊臀がダイナミックに張りだしている

「あ、き、気持ちいいです……」志摩子から顔をそらし、湯のなかで萎縮しつつ答えた。志摩子は温泉情緒をかき立てる浴衣姿に草履履きだった。白地に藍染めの上品な浴衣に、朱色の帯。帯と草履の鼻緒が同じ色をしている。あまりに艶やかないでたちに、ついうっ...
御堂乱

下着一枚の恥ずかしい下半身を隠すことはもちろん、羞恥で火に染まった美貌を手で覆うことすらできない

「いいぜ、昌平。そろそろマ×コも濡れてきた頃だろう。スカートを脱がしてやれ」頃合い良しとみて、竜二が言った。「ヘヘヘ、待ってましたァ」昌平の手が待ちかねたようにスカートにかかった。「い、いやッ。脱がさないでッ」志津子が腰をのたうたせ、哀願の...
御堂乱

清潔な白いブラウスを盛り上げるバストのふくらみ

さっきからチラチラと志津子を──清潔な白いブラウスを盛り上げるバストのふくらみと、襞の多い濃紺のロングスカートの上からも分かる豊満な腰の肉づきを──いやらしい眼で品定めしていた竜二である。
御堂乱

弥生はすすり泣きながらギュウッと固く眼を閉じ、再び裸のヒップを突き出した

「後ろを向きな」竜二がナイフをちらつかせて弥生に命じた。「尻を見せるんだ」「あ、ああっ……」弥生は後ろを向き、男たちに裸の背中と尻をさらした。「いい身体だ」前から眺めると、どうしても乳首や股間の茂みに目が吸い寄せられてしまう。その点、後ろか...
北條拓人

ウエストで急激に絞られたラインが、まん丸な輪郭を描く臀肉へと官能的曲線美を形成している

昂奮に顔を赤らめながら俊輔は、そっと寧々の細腰に手を這わせた。滑らかな肌、絹のようなしっとりとした触り心地。すんなりとした美脚に、未だまとわりついたままの緋袴を抜き取った。ウエストで急激に絞られたラインが、まん丸な輪郭を描く臀肉へと官能的曲...
北條拓人

羽のようにふわりと女体を包む巫女服でも、大きく膨らんだ乳房や左右に張り出したムッチリとした腰のボリュームなど、寧々のエッチな身体つきは隠しきれていないのだ

巫女装束に身を包むその姿は、いつものように清楚でありながら、どこか艶やかで淫靡にすら映る。これから彼女を抱くのだとの思いが、そう見せてしまうのだろう。実際、羽のようにふわりと女体を包む巫女服でも、大きく膨らんだ乳房や左右に張り出したムッチリ...
北條拓人

蜂腰を持ち上げては勃起肉を、ゆっくりと双尻に沈みこませる

繊細な茶髪が千々に乱れ、扇情的な眺めに情緒的彩りも添えている。太ももの上を滑る艶尻の肌触りも心地よい。まるで上等な絹で、擦られているかのようだった。「あんっ…ああっ、ああんっ」唇をめくりあげ、甲高い声をあられもなく張り上げる千夏。蜂腰を持ち...
羽沢向一

赤いチアコスチュームのアクセントである胸の白い星が、縦横に引き伸ばされて、微妙に歪んでいるのが艶めかしい

あらためて尚樹は、チアスタイルの彩海の全身を見つめた。確かに本人が言う通り、大学生の写真とは体形が変化していた。身長はほとんど同じだが、コスチュームの内側にみっちりと肉がつまっている。とくに胸の容積がはっきりと増量した。赤いチアコスチューム...
羽沢向一

広く開けた胸ぐりから、高く盛り上がった白い乳丘と深い谷間が覗いている

尚樹は彩海の手から順番に衣服を受け取り、身につけると、目の前のガウンの肢体をながめた。広く開けた胸ぐりから、高く盛り上がった白い乳丘と深い谷間が覗いている。ブラジャーを着けていないので、わずかに下がり気味だが、チアリーディングで鍛えた筋肉は...
巽飛呂彦

Fカップはあるのでは、という豊かなバストがふたつ、若々しく張り切っていた

背の高い、均整の取れた裸身だった。ほどよく引き締まっている。きれいにそげたウエストから、意外に豊かな腰回り。そこからみずみずしい脚へと繋がる見事なライン。健康的な肌の色。なにかスポーツをやっていたのか。だがそれをまた裏切るように、Fカップは...
櫻木充

淡いグリーンのカットソーに包まれた胸もとには、夏蜜柑ほどもありそうな肉房が実り

ほっそりした瓜実顔で、切れ長の二重瞼と長い睫毛に飾られた個性的な瞳。凛とした鼻梁に、大きめの口も絶妙にバランスが取れていて、女優のようなとの褒め言葉が相応しい美形である。上品な栗色に染められたショートヘアーも若々しさにあふれ、優雅に描かれた...
櫻木充

細く括れたウエストから大きく張りだした腰のラインを魅惑的に、ありありと浮かびあがらせている

シャワーを浴びた加南子は今、黒いスリップドレス一枚の姿である。いかにも薄そうな、艶やかなサテンシルクに包まれた女体は、細く括れたウエストから大きく張りだした腰のラインを魅惑的に、ありありと浮かびあがらせている。深く抉れた胸もとには桜色に染ま...
櫻木充

豊麗なヒップを備えた加南子の肉体は慎也にとって理想像である

慎也はとにかく大きな尻が好きなのだ。多少太めであっても気にしない。たおやかな腰の張りとヒップの膨らみさえあれば許容範囲はかなり広い。とはいえ寸胴だけは許せなかった。ほっそり括れたウエストがあればこそ、女性らしい美臀の曲線が描けるのだから。コ...
神瀬知巳

二人の下腹部が擦れ、佑二の薄い繊毛と、花穂子の茂みが絡みつく

限界なのだろう、佑二は汗のしたたる胸を喘がせていた。顎先から垂れた汗粒が、花穂子の胸の谷間に落ちる。そして密着したまま、腰をすり合わせてくる。二人の下腹部が擦れ、佑二の薄い繊毛と、花穂子の茂みが絡みつく。
神瀬知巳

手に力を込めて、彩香の腰振りの動きを加速した

佑二の欲望はさらに高まっていく。右手を彩香の腰に回した。花穂子と同じで、驚くほどウエストは細い。手に力を込めて、彩香の腰振りの動きを加速した。女体のゆれが大きくなり、猛った肉茎は女穴にズッズッと突き刺さる。交わりのリズムに合わせて、彩香は「...
神瀬知巳

ゆっくりゆっくりと雄々しい男性器が、突き入れられる。豊腰がヒクついた

(ああっ、刺さっている)引き締まったペニスはやわらかな女肉を掻き分け、真っ直ぐに入ってくる。緩みとは無縁の硬直ぶりで、粘膜を押し広げていた。(佑二さんの硬いモノを、わたくしの身体が悦んでいる)ゆっくりゆっくりと雄々しい男性器が、突き入れられ...
宝生マナブ

清楚な私服の下に潜む美少女の巨乳を、どれほどセクシーなブラジャーが包んでいるのだろうか

ワンピースは、驚くほど前方に突きだしている。そのくせウエストは信じられないほど細いため、凹凸のレベルが凄まじい。人間の身体が、これほど豊かな曲線を描くことができるのかと圧倒されてしまう。服を見ただけでも殴られたような衝撃を覚えるのだから、そ...