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頬の稜線にやわらかく唇を押し付け、賛同の意を伝えると、白衣をがばっと割り開き、甘酸っぱい汗をわずかに吸った襦袢を露わにした

北條拓人

頬の稜線にやわらかく唇を押し付け、賛同の意を伝えると、白衣をがばっと割り開き、甘酸っぱい汗をわずかに吸った襦袢を露わにした。
襟元に緋色が見えていたため、襦袢は緋色と思い込んでいたが、その深紅は掛け襟のもので、襦袢は清楚な純白なのだ。なかなか露出しない肌に、焦らされ気味だが、巫女装束を剥いていく作業は、背筋がぞくぞくするほど愉しくもある。それに次こそは間違いなく、蜜肌が晒される。ふるふると肩を震わせる寧々の様子からも、それは明らかだった。

出典:~誘惑の里 僕と美乳天女たち (リアルドリーム文庫)

著者: 北條拓人

誘惑の里 僕と美乳天女たち (リアルドリーム文庫)
旅先で遭難しかけた青年が流れ着いた女性ばかり住む村里。「お客様を丁重におもてなしするのがしきたりですから」そこで出会った3人の美女たちによる献身的な介護と、キスや抱擁に混浴プレイなどエロチックな誘惑の数々。日常から少し離れたおとぎ話のような桃源郷を舞台に天女との甘いアバンチュールが幕を上げる──。

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