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ダメですよ。こんなにムッチリしていやらしい太ももやお尻、男に触らせないなんて宝の持ち腐れです

但馬庸太

しかし背中へのマッサージはすぐに終わり、浴衣の下部が帯に向かってぺらりと捲られる。
「ああっ!そ、そこは」
「脚もお疲れですね。ちゃんとほぐしておかないと、せっかくの美脚が台無しだ」
手のひらに追加されたオイルで、足裏から足首、ふくらはぎを揉まれる。問題はその後だった。祐介の手が太ももまで伸びてきたのだ。
「ちょっと、そこまでしなくてもいいから」
さらに言えば脚の付け根、お尻に触れるほど手を際どい場所に運んでいる。同性相手ならばまだしも、男性マッサージにはあまり触れられたくはなかった。
「ダメですよ。こんなにムッチリしていやらしい太ももやお尻、男に触らせないなんて宝の持ち腐れです」
「え?あなたなにを言って、あ、やだ!なにしてるの、ひっ!」
丁寧な口調でとんでもないことを言い放った祐介は、琴乃の腹部に手を回して帯を素早く解いた。ついで浴衣をひん剥き、琴乃は黒レースのビキニショーツ一枚の姿にさせられる。
「きゃあ!や、やめて!」
抵抗する間もなく、今度はまろやかな丸みを帯びた熟尻を鷲掴みにされた。衝撃に呻くも、祐介が離す気配はない。

「女将さん、この旅館、お酌は裸でするんですよね?」下卑た眼差しで、和服の胸元に手を差しこむ中年男。屈辱に顔を歪め、艶れた乳房をもてあそばれる裕恵。乗っとられた旅館で奴隷勤務を強いられる女たち。布団部屋でフェラ奉仕し、露天風呂でソープ接待……秘密に気づいた客の令夫人までが悪魔の餌食に!