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真白い背中を露わにされ、琴乃は咄嗟に腕を横から胸元に入れて乳房を隠した

但馬庸太

「ではマッサージを始めさせていただきますね」
意識がぼぅっと心地よくなってきたころ、祐介が言っていきなり浴衣の帯から上を脱がし始めた。
「え、ちょ、ちょっと。どうして浴衣を外すの」
「そうしないとできませんから。大丈夫です。おっぱいを見たりはしませんよ」
直接的な言葉に、琴乃は鼻白む。この男は何かがおかしいと感じているのに、違和感を上手く口にすることができなかった。
戸惑っている間にも、やや無理やりに上を脱がされる。真白い背中を露わにされ、琴乃は咄嗟に腕を横から胸元に入れて乳房を隠した。
「それじゃあまずはオイルを塗っていきますね」
「ひぅ、あ、あん」
祐介が手にまぶしたマッサージオイルを、琴乃の背中へ大胆に塗りつける。内側から熱を放つ女体には少し冷たく、琴乃は反応してやや卑猥に聞こえる声を漏らしたことを恥じた。
「どうです。気持ちいいですか」
オイル塗れの手が背中から腰、腰から脇腹、肩甲骨など上下に移動を繰り返す。
正直に言って、相応の心地良さはあった。軽口が過ぎるところはあっても、ベテランだと言うことに、嘘はないと思えた。

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