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タイトではあったが、ビキニの生地は伸縮し、難なく、指が割れ目に到達した

小鳥遊葵

夜這い、という一言に健太の肉棒が鋭く反応するのを、咲枝は見逃さなかった。
「ああん、健太ちゃんが、あたしに感じてくれている……」
直截に握ってくる。健太も咲枝のハイレグビキニの上部に指を這わせた。
「触って……。ビキニに手を入れて、指で触って……」
二人は向きを変え、渚に歩きながら、さらに体を密着する。健太は昂ぶりながら、咲枝のビキニの上部から手を挿し入れた。タイトではあったが、ビキニの生地は伸縮し、難なく、指が割れ目に到達した。指先が莢芽に触れた。ビクンと咲枝が反応し、熱い吐息をもらす。指先が割れ目を探った。夥しく濡れていた。
「ああ、凄いでしょう……。あたし、いくら何でも、こんなに濡らしたことない……。健太ちゃんが、こんなにも、あたしのおま×こを濡らすのよ……。ああ、素敵……」
健太は鉤状に指を曲げ、割れ目のとば口から挿し入れた。浅瀬を弄り回す。
「あああ、歩けなくなるぅ……。気持ち、いい」
咲枝も握っていた肉棒を扱くことで応じてくる。渚に足を踏み入れる。寄せては返す小波が足裏を擽る。そのまま股間が隠れる深さまで、遠浅の海をゆっくりと歩いた。
「しゃぶらせて……。健太ちゃんの、塩味のついた、極太のフランクフルト、ああ、あたし、口いっぱいに、頬張りたいの……」
砂浜に脱いだ、健太の着ていた浴衣が、小動物のように、白砂に蹲っている。
「咲枝さん、僕だけ、裸なのって……」
「ああ、そうね……。ごめんなさい……。ああん、あたしもやっぱり、浴衣にするんだった……。浴衣だと、すぐに脱げるのに……」
咲枝の動きは素早い。ほんの少し肉乳を隠しているだけの水着のホックを外すと、乳首が屹立状態の乳房が現れた。咲枝は乳房に注がれる健太の目を意識しているように、一度両手で乳房を掴み、揺すってみせる。
(咲枝さんのすることって、すべて、僕の目を意識しているんだ……)
咲枝はすぐにビキニの水着に手をかけ、器用に丸めながら脱ぐと、上下を纏めて健太に渡し、砂浜に放り投げて、という。水着はすでに濡れているので、丸めて投げると、ボールのような弧を描いて、健太の浴衣が置かれている傍に落ちた。

出典:~熟女のやさしい筆おろし (フランス書院文庫)

著者: 小鳥遊葵

熟女のやさしい筆おろし

「じっとしてて……これは大人になる儀式だから」少年のズボンからたくましい肉茎を引き出す美熟女。絡まる指先、深々と呑み込む唇、顎を伝う雫……祭りの夜、年上の女が若者の筆おろしをする島の風習。教え導くはずが、性の愉悦に溺れていく35歳。留美子、咲枝、由美……海の女は淫らで美しい。