首と腰にリボン状に結ばれた愛らしい紐があるばかりで、あとは上から下まで熟れに熟れた色白の肉肌が見えるばかりだ

庵乃音人

「は、はい……」
「あと、簡単だけど、おつまみも作るね。今日も暑かったねー」
「あ。何か手伝いましょうか……」貴史は慌てて椅子から立とうとする。
「貴史さんは座ってて。よかったら先にビールでも飲んでる?あ、この村で造られた白ワインも冷やしてあるのよ。もしお酒の方がよければ、先におつまみを──」
「あ、いいです。待ってます」
「そう?それじゃ……」
志摩子ははにかんだように言うと、少しためらうそぶりを見せた。
だがやがて意を決し、テーブルを挟んで立ったまま向かいあっていた貴史の視線に羞じらいながらも流しの前に移動し、背を向けて料理の準備を始めた。
(うおっ……し、志摩子さん……)
志摩子の後ろ姿を見た貴史は、今にも呻き声を上げそうになった。
案の定、後ろから見ると全裸に等しい。首と腰にリボン状に結ばれた愛らしい紐があるばかりで、あとは上から下まで熟れに熟れた色白の肉肌が見えるばかりだ。
(あぁ、お尻……やっぱり大きい……)
昨日に続き、お尻好きの貴史の目はどうしても志摩子の臀部に注がれてしまう。
志摩子は卵焼きを作り、鍋で湯を沸かして麺を茹でる用意をした。

出典:~魅惑の桃尻温泉郷 女子大生と恋の四角関係 (リアルドリーム文庫)

著者: 庵乃音人

「夏休みって何か予定ある?」密かに恋い慕う大学の先輩・祈里の誘いで訪れた山村。そこで青年は祈里の友人・志摩子の縁談を断るために偽りの婿候補として“お試し婚”をすることになる。祈里への恋心を抱えながらも縮まる志摩子との距離。さらに志摩子の妹も巻き込み、交錯する恋の行方は!?

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