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貴史は言うと、またも祈里の身体を四つん這いの体勢に引っ張り上げ、尻肉を鷲掴みにして腰を振り始めた

庵乃音人

「僕もです。そら、まだまだこれからですよ。いっぱい入れたり出したりしますね」
貴史は言うと、またも祈里の身体を四つん這いの体勢に引っ張り上げ、尻肉を鷲掴みにして腰を振り始めた。
「ああぁ。あああぁ……」
ぐちょぬるぐちょ。ぬちょぬちょ、くぢゅぷ。性器が擦れあう部分から、さっき以上に猥褻な汁音が響いた。ペニスに掻き出され、淫蜜が飛沫をあげて飛び散る。
「あぁぁ、気持ちいい。貴史くん、チンポ気持ちいい……」
祈里は理性を喪失し、淫らな悦びに身を焦がす一匹の獣に帰った。息を詰めて股間を叩きつけるたびに柔らかな尻肉が震え、ふとももの肉が締まる。スフィンクスみたいな体勢で腕を突っ張っているため、双子の巨乳が円を描くように揺れた。
むちむちした女体から汗が噴き出し、背中を伝い流れた雫が尻の谷間に流れ込む。
「あぁ、二人ともいやらしい……か、感じちゃう……」
「ああん、私も……貴ちゃんも……祈里ちゃんも……いやらしすぎるうぅぅ……」
汗で濡れた黒髪を背中で波打たせて狂乱する祈里と、そんな祈里をペニスの抜き差しでさらなる高みに追いやろうとする貴史の姿に、美しい姉妹が興奮した声を上げた。
祈里と同様、貴史にもすでに理性はない。

出典:~魅惑の桃尻温泉郷 女子大生と恋の四角関係 (リアルドリーム文庫)

著者: 庵乃音人

「夏休みって何か予定ある?」密かに恋い慕う大学の先輩・祈里の誘いで訪れた山村。そこで青年は祈里の友人・志摩子の縁談を断るために偽りの婿候補として“お試し婚”をすることになる。祈里への恋心を抱えながらも縮まる志摩子との距離。さらに志摩子の妹も巻き込み、交錯する恋の行方は!?