優しくお尻を撫でると、そのまま瑞穂は右手を股間に滑らせ、部屋着のスウェット越しに、肉竿をやわやわと握った

「瑞穂さんにとって、僕ってなんなの？」
祐司は、掃除の手を休めようとしない瑞穂の前に立ち、両手を腰に回した。ぐっと自分に引き寄せ、やわらかな双臀を揉みあげる。
「祐司さんは祐司さんですよ。わたしが働かせていただいているお家の、大切な坊ちゃんです」
「それだけ？もう妬いてくれたりしないの？」
ぐっぐっと尻肉を揉みあげると、わずかに瑞穂の表情が歪む。艶っぽい表情だ。
「奥様とのことですか？そのことは前にも言ったと思いますよ」
「前はもうちょっと、妬いてくれた」
「ふふっ。拗ねてるんですか？」
瑞穂は自らも両手を祐司の腰に回してきた。下半身が密着し、股間の肉竿がむくむくとふくらみはじめた。
「そうじゃないよ。ただ……」
なにか言葉を繋げようと思うのだが、出てこない。図星だからだ。
「わたしはこの家の家政婦で、祐司さんの家政婦でもあります。わたしには、いつでも祐司さんの望むこと、言っていいんですからね」
優しくお尻を撫でると、そのまま瑞穂は右手を股間に滑らせ、部屋着のスウェット越しに、肉竿をやわやわと握った。
誤魔化されているような気分だった。しかし、瑞穂に触れられるとなにも考えられなくなる。指先から魔法がかけられているように、下半身に快感が充ちていく。
「あああっ」