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肛穴の蠢動に引き込まれるようにして潜った人差し指をくの字に曲げて、つるりとした腸の壁面を丹念に擦る

空蝉

男の腹と女の尻。肉同士のぶつかる音色が小気味よく、室内に重なり轟く。
「はぁッ、あっ、ぐぅ……っ!結ちゃんのお尻っ、本当にエロいよ」
荒い息を吐き連ねながら、賢太は突き込みのたびに卑猥にたわむ少女の臀部に魅入られていた。押し込むとムチッと受け止めて、引けばフリフリすがりつく。
男女の性器が摺り付くたびに、シーツに転々と蜜汁が染む。そこより香る淫臭が、黒ストッキングに覆われた双臀のくねりを、より一層淫靡に、妖美に変えた。
「はぁっ、ぁひ……!もっ、イク、イッ……っふうぅぅ!」
感極まった結の右手が、自らの乳房を揉み包む。その指先はしっかりと乳首を押し潰し、最大限の喜悦を味わおうと貪欲だった。
「……ッッ!!」
臨界を迎えた賢太が、結の二穴を同時に押し貫く。肛穴の蠢動に引き込まれるようにして潜った人差し指をくの字に曲げて、つるりとした腸の壁面を丹念に擦る。腸液の滲みを指で感知しつつ、目一杯膣壁に押し付けた肉棒の切っ先に注力した。

出典:~ときめきアパート性活 愛しの管理人さんと魅惑の隣人たち (リアルドリーム文庫)

著者: 空蝉

ひとつ屋根の下 恋色の陽だまり ボロアパートに独り暮らしをする浪人生・賢太は、一癖も二癖もある隣人たちと深い仲になる。「初めてのおっぱいの感触はどう? 柔らかい?」妖艶な美女・朱里に自信をつけさせてもらった賢太は思いを寄せる管理人の美幸とも心の距離を詰めていくが、なかなか一線を越えられずにいた。浪人生に春は来るのか!?日常に密着したエロス、リアルな舞台設定で送る官能小説レーベル!