賢太を制して繋ぎ止め、美幸は改めて肉の棒へと這わせた舌を蠢かす。
(勝負って感じ?)
問うてくる意地悪な顔に、頷きと、亀頭を舐って賢太の口から喘ぎをこぼさせる事で宣戦布告とする。
応じた朱里も賢太の左乳首を舐り、より大きな嬌声を彼の口から発させた。
(賢太さんっ!もうっ。なら、これで……どうっ?)
亀頭に這わせた舌を丸みに沿って滑らせ、幹を扱く手の動きも連動させた。先走りのツユは、浮いたそばから啜り取る。悦の種が詰まってパンパンの玉袋を手揉みする傍らで、亀頭から雁に至る道程全部にマーキングする気でキスの雨を降らせた。
「はぁぅっ、うぅ!イイです、先っぽイイッ」
(先っぽね?いっぱい吸ってあげます、舐りますから。私の方で感じて……!)
一寸の躊躇もなく鈴口を舐り、日頃は放尿に使われるその割れ目を繰り返し穿る。
「うぐ!っは、ぁぁ!」
「ンフっ……ン、ンン、ぢゅ、ちゅううぅぅ」
賢太の手指が感謝とばかりに双乳に食い入ってきて、肉を摘まむように捏ね回す。柔肉の内にあってひと際しこり勃つ感触を乳輪ごと捕まえ、くりくりと──まさに美幸の眼前で朱里が賢太に施しているのと同様の動きで愛でてくれた。
出典:~ときめきアパート性活 愛しの管理人さんと魅惑の隣人たち (リアルドリーム文庫) ~
著者: 空蝉
ひとつ屋根の下 恋色の陽だまり ボロアパートに独り暮らしをする浪人生・賢太は、一癖も二癖もある隣人たちと深い仲になる。「初めてのおっぱいの感触はどう? 柔らかい?」妖艶な美女・朱里に自信をつけさせてもらった賢太は思いを寄せる管理人の美幸とも心の距離を詰めていくが、なかなか一線を越えられずにいた。浪人生に春は来るのか!?日常に密着したエロス、リアルな舞台設定で送る官能小説レーベル!