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逃げられないように腰を押さえつけて、ねっとりと夏子の双臀を撫でまわし、おもむろに臀丘を割って肛門を剥きだした

結城彩雨

昨夜、子供の広美はどこでどうしていたのだろうか。泣いているのではないだろうか。身体に這う男たちの手も忘れたように、夏子は我が子のことを思った。
「お願い、銀行でお金をおろして払いますから、早く子供に会わせてください」
「よし、それじゃボチボチ銀行へ行く準備でもするか、へへへ」
冷二が夏子の身体をゴロリとうつ伏せにひっくりかえした。
逃げられないように腰を押さえつけて、ねっとりと夏子の双臀を撫でまわし、おもむろに臀丘を割って肛門を剥きだした。夏子の肛門は、昨夜のいたぶりが嘘みたいにひっそりとすぼまっていた。
「ああ、なにをするの……お尻はいや、もう、いやです」
振りかえる夏子の目に、五郎がなにか得体の知れないものを持って、ニヤニヤと笑っているのが見えた。
それはパーティ用の捻じりの入ったロウソクに似たもので、捻じり棒といって女の肛門を責める道具だった。長さは十五センチほどで、根元の太いところは直径が三センチ近くもある。
「なにを……なにをしようというの」
「奥さんが銀行へ行く準備だと言っただろ。へへへ、こいつを使うんだ」
五郎が捻じり棒をわざと夏子に見せつけた。
「わかるか、奥さん。これを尻の穴に入れるのさ」
「そんなひどい……いやッ、そんなこと、いやですッ」
男たちがなにをする気か知って、夏子は美貌をひきつらせて悲鳴をあげた。

出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!