綺麗に化粧をして黒髪をセットした夏子は、素肌の上にじかにブルーのブラウスとジャケット、黒のミニスカートを穿かされた。ブラウスは胸もとまでボタンをはずし、豊満な乳房が今にもこぼれそうだったし、ミニスカートはへたにかがめば下半身が剥きだしになりそうだった。
「こ、こんな格好で、銀行へ連れていくのね……ああ……」
夏子は自分の大胆な姿に顔が赤くなった。
「いい格好だぜ。色っぽくてゾクゾクするぜ、奥さん」
「本当は素っ裸の縄つきで行きてえところだが、それだけ着せてもらえるだけでも感謝しな、へへへ」
冷二と五郎は左右から夏子の腕を取って外へ連れだした。
「ああ……」
ハイヒールの足を進ませるたびに、いやでも肛門の捻じり棒の存在を意識させられ、泣きたくなった。そして今にも乳房や股間がのぞいてしまいそうな大胆なノーパン、ノーブラの服装が、夏子を怯えさせた。
出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)~
著者: 結城彩雨
どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!