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五郎は、ゆっくりと太い嘴管の先を夏子の肛門へ押し入れる

結城彩雨

「俺たちは浣腸された奥さんがどうなるか、見てえんだよ」
と五郎がせせら笑えば、冷二も意地悪く肛門の指を抽送させながら、
「こんなに尻の穴を柔らかくしておいて、いやもねえもんだ、へへへ」
と笑う。
ガラス筒にたっぷりグリセリン液を吸いあげた五郎は、夏子の目の前でそれをピュッと噴きあげてみせた。
ひいッ……夏子は総身を凍りつかせ、ビクッとふるえた。
「浣腸の準備もOKだぜ、奥さん」
ズッシリと重い浣腸器を手に、五郎は夏子の後ろへまわる。
「へへへ、奥さんの尻のほうも、いつでもOKだ」
冷二もようやく指を抜いて、さらに大きく夏子の臀丘を割り開いて嘴管を待ち受ける。
揉みほぐされた夏子の肛門は、ふっくらと盛りあがって、怯えにヒクヒクひきつっていた。
「いや、いやッ、かんにんして……そんなことして、なにがおもしろいの……」
夏子は怯えひきつった美貌で後ろを振りかえり、泣きながら哀願した。
「やめて、やめて、お願いッ……ああ、かんにんして……」
「心配しなくても、たっぷり浣腸してウンチの世話までしてやるぜ、へへへ、美人の奥さんはどんなウンチをするか楽しみだ」
「いやあ……そんなこと、狂ってるわッ、いや、絶対にいやッ」
この男たちは浣腸して、秘められた行為まで見る気でいる、と思うと夏子は泣き叫ばずにはいられなかった。
「ああ、助けてッ……いやッ、浣腸なんて絶対にいやッ」
「おとなしくしろ。たっぷり浣腸して、いい気持ちにしてやろうと言うんじゃねえか」
「いや、いやよッ……助けてッ」
「へへへ、ほれ、入れるぜ、奥さん」
五郎は、ゆっくりと太い嘴管の先を夏子の肛門へ押し入れる。
「ああッ、い、いやあッ……」
ひいッとのけぞって、夏子の双臀がむなしく蠢いた。妖しくほころびていた肛門が、キュッと嘴管を締めつける。
それをあざ笑うように、五郎はさらに深く入れた。だが、すぐにはグリセリン液を注入しようとはせず、嘴管で夏子の肛門をこねるように抽送した。

出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!