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そして、捻じり棒が引き抜かれるのと同時に、黄濁した薬液が噴きだし、ドッとほとばしった

結城彩雨

捻じり棒は便意をかけくだらせつつ、それを堰きとめ、押し戻して捻じりこまれた。もう十センチも押し入れられただろうか、三枝子の肛門は二センチあまりも拡張され、ぴっちりと捻じり棒を咥えてヒクヒク蠕動した。
「うむ、ううむ……死んじゃう……かんにんしてくださいッ……」
もう息もつけない。ハァハァと裸身を波打たせて、三枝子は苦しげに双臀をよじりたてた。
「……お願い……させて、苦しいッ……もう、させてください……」
「へへへ、もっと苦しめ、奥さん」
男は笑いながら、ビシビシと三枝子の双臀をしばいた。
さっきまで真っ赤だった三枝子の美貌は、死人みたいに血の気を失って蒼白だった。黒髪までも湿るつらい責めだ。
三枝子はひいひいとかすれた声で泣いた。ウンチをしたいと泣く三枝子には、もう冷二と五郎がかつて見た、上品な人妻の面影はない。
「させて……おなかが、裂けちゃう……」
三枝子は失神寸前だった。
「よし、させてやるぜ、奥さん。お客さんたちによく見てもらえるよう、うんと尻の穴を開いて出せよ」
ようやく捻じり棒が巻き戻され、緩んだ樽栓さながらショボショボ漏れはじめた。
そして、捻じり棒が引き抜かれるのと同時に、黄濁した薬液が噴きだし、ドッとほとばしった。
「ああッ……ああッ……」
三枝子の喉に号泣が噴きあがった。
「へへへ、すっかり出しきるんだぜ、奥さん。腹のなかを綺麗にしたら、俺のを尻の穴にぶちこんでやるからな」
便器をあてがいながら、男はゲラゲラと笑った。

出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!