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裕恵は谷間に見え隠れする黒笠に睨まれながら、覚悟を決めるしかなかった

但馬庸太

「安心しろ。女将がちゃんと奉仕してくれれば、そんなことにはならないさ」
口元は吊り上がっているが、斉藤の目は笑っていなかった。
裕恵は谷間に見え隠れする黒笠に睨まれながら、覚悟を決めるしかなかった。
「精一杯頑張りますから、それだけは」
言って、躊躇っていた胸奉仕を始める。
やり方などはもちろん分からなかった。それでも動いた。手で両側から乳房を挟んで、上下に揺する。柔らかな谷間に埋もれたペニスを扱いて、男に悦びを提供しようと必死になった。

「女将さん、この旅館、お酌は裸でするんですよね?」下卑た眼差しで、和服の胸元に手を差しこむ中年男。屈辱に顔を歪め、艶れた乳房をもてあそばれる裕恵。乗っとられた旅館で奴隷勤務を強いられる女たち。布団部屋でフェラ奉仕し、露天風呂でソープ接待……秘密に気づいた客の令夫人までが悪魔の餌食に!