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湯のなかとはいえ、七人もの男のいる前で肛門をいじりまわされるなど、信じられない

結城彩雨

夏子は目の前が暗くなる。すがるように冷二と五郎を見た。
だが、五郎はあざ笑うように夏子の肛門に埋めこんだままの指を動かしはじめた。二本の指を捻じり合わせながら、ゆっくりとまわすのだ。
「あ……」
夏子はあわてて唇を噛みしめた。湯のなかとはいえ、七人もの男のいる前で肛門をいじりまわされるなど、信じられない。
「どうだ、スリルがあってズンと気持ちいいだろうが、へへへ」
五郎の低いささやきが夏子の耳に入る。
冷二もまわりの男たちに気づかれないように湯のなかで何気なく夏子の乳首と女芯からのびた釣り糸をクイクイと引いて、夏子をもてあそぶ。
夏子は必死に耐えた。
「どうした、他人が来たからって尻責めをやめるわけじゃねえぞ。牝になりきれというのがわからねえのか」
「尻の穴を希望通りにこうやって指でいじりまわしてやってんだ。なんとか言わねえか」
冷二と五郎が意地悪く左右から夏子にささやいてくる。ささやきながら夏子の反応を見て楽しんでいる。

出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!