「ああ……ああ……エマ先生……」
あらたな先走りの汁がどろりと出てくる。するとエマは舐めるのではなく、指先をからめはじめた。そしてねっとりとさせた指先で、鎌首全体を撫ではじめた。
「あっ、それっ……ああ、それっ……」
一番敏感なところをねっとりと撫でられ、孝典は腰をくなくなさせる。
さすがアメリカンだ。かなりエロい、と思っていたが、こんなのは、ほんの前戯に過ぎないことを知らされる。
エマが唇を開き、鎌首を咥えてきた。口の粘膜に包まれた瞬間、鎌首に目が眩むような快感が走った。
「あんっ、あんっ……あっんっ……」
孝典はまさに女のような喘ぎ声をあげ、腰をくなくなとくねらせた。
まだ鎌首を咥えられているだけだ。胴体まで呑み込まれたら、どうなってしまうのか、と思っていると、滝田先生のワイフが唇を下げていった。反り返った胴体の根元近くまで、一気に咥えこまれていく。
そして、すぐさま、唇が鎌首の付け根近くまで引き上げられ、そしてまた、根元近くまで呑み込まれる。ただ唇を上下させているのではなく、強烈に吸い上げてくる。
出典:~先生の奥さん狩り夫の教え子に調教されつづけて (フランス書院文庫)~
著者: 天海佑人
「もう許してっ……こんな関係が誰かに知られたら……」哀願の声を無視して続く、孝典の若さに任せた律動。昼間、出勤した夫と入れ替わりにやってくる青狼。エプロン姿で、淫らな下着姿で受ける恥辱の肉交。妻盗の魔味を覚えた少年は次なる生贄に狙いをさだめ……32歳、27歳、38歳……先生の奥さんを堕とす蟻地獄!