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荒れ狂う便意にヒクヒク痙攣しながら、キュウときつくくい締めてくるのが心地よい

結城彩雨

「あ、あ、もう我慢が……おねがい、お、おトイレに……行かせて……」
「だらしないな。本当にもう我慢できないのかい、初美さん。調べてみるよ」
達也は初美の肛門をゆるゆる揉んでいた指をズブズブ沈めて、奥を確かめはじめる。ひときわきつい収縮が達也の指を襲ってくる。
「そんなッ……ひッ、ひいッ……やめて、やめてッ……そんなふうにされたら、我慢がッ」
「そんな大きな声を出すと、二階の直人に聞こえても知らないよ」
「ああ……かんにんして……おトイレにッ」
必死に声を抑え、初美はたちまち脂汗にまみれる。さっきまで火のようだった初美の顔は、今では蒼白になって目をひき痙らせ、唇をワナワナふるわせるほどになった。
達也は人差し指を根元まで沈めると、指先を曲げて腸襞をまさぐり、指をまわしたり抽送したりを繰りかえす。荒れ狂う便意にヒクヒク痙攣しながら、キュウときつくくい締めてくるのが心地よい。
「あ、ああッ……動かさないでッ……あ、あ、やめて……」
指を動かされることで便意がいっそう荒れ狂い、初美の声がひき痙った。身体中が脂汗にびっしょりになって、総毛立つ。

出典:~美母と群狼 息子の目の前で (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!