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肛門にも指がもぐりこんできて、指先で双臀を吊りあげられるように身体を引き起こされる

結城彩雨

ちょうど夫人たちがすぐ横を通りすぎるところで、初美はもうまともに顔もあげられず、キリキリと唇をかみしめているしかなかった。
「こんな昼間からなにしてるのかしら……いやねえ、通りの真んなかで」
「相手はまだ子供じゃないの。なんて恥知らずな女なの」
「痴女っていうのかしら。ごらんなさいよ、あっちこっち触らせてるんじゃないの」
そんな夫人たちのささやきが、初美の耳にまで聞こえてきた。そして好奇の視線が剥きだしの乳房や双臀、太腿に突き刺さってくる。
(ああ……見られている……)
そう思うと初美はカアッと顔が熱くなった。めまいさえして、膝とハイヒールがガクガクしてしゃがみこみそうになる。
媚肉に埋めこまれた中学生の指でグイと引き起こされた。肛門にも指がもぐりこんできて、指先で双臀を吊りあげられるように身体を引き起こされる。
「あ、あうッ……ああッ」
こらえきれずに、恥ずかしい声が出てしまった。
あわてて歯をかみしばったが、はっきりと夫人たちに聞かれてしまった。驚きの視線が初美に向けられ、それはすぐに嘲笑へと変わった。
(いや……見ないで……ああ……)
初美の身体はいっそう官能の炎に灼かれ、ドロドロと身体の芯がとろけた。肌をまさぐってくる中学生らの指の動きも、かえって敏感に感じとれ、ブルブルと肉がふるえだすのをどうしようもなかった。

出典:~美母と群狼 息子の目の前で (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!