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遠のく意識でホックをはずした。カップが乳肉から剥がれた。人一倍の巨乳がポロンッと勝手に弾んで揺れた。

鳴瀬夏巳

「恥ずかしいですっ……。もう駄目っ。もう駄目ですっ……」
恵子は溢れる巨乳を隠しながら、激しく身を捩らせる。ぼうっとした頭を弱々しく左右に振りたてた。紅涙が迸り、頬を伝っていく。
すると蔭山は哀れを催すどころか、ナイフを恵子のおののく二の腕に触れさせた。ひんやりと冷えた鋭利な刃が、恵子の痛んだ心をなおのこと痛めつける。
死ぬ思いで両手を背中にまわし、ブラジャーのホックに指をかけた。少女期よりひたすら呪いつづけてきた巨乳を、憎むべき凌辱者にさらさなければならないのだ。いや、さらすだけで済むはずはない。今度は剥きだしの乳肉を好き放題に揉まれ、吸われて嬲られるに決まっている。恵子にとって最も忌むべき地獄の時間が幕を開けるのである。
遠のく意識でホックをはずした。カップが乳肉から剥がれた。人一倍の巨乳がポロンッと勝手に弾んで揺れた。
「あああっ……見ないでくださいっ……」
消え入りそうな声をもらし、それでもブラの肩をはずした。上体を丸め、肩を竦ませ、つい視線を遮る姿勢を取ってしまう。ベージュのブラが手からすべって床に落ちた。これで腰から上は、素肌を覆う一切れの布だにない状態だ。恵子は自分で自分を掻き抱くように、両腕で胸を隠して俯くばかりだ。
けれどこれを許す蔭山ではない。
「頭の後ろで手を組むんだ。こうやって」
蔭山が左右の手を自分の頭の裏側に組んで見せている。

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