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先に仕掛けていったのは京香だ。媚肉を引き締め、甲高い気合いの声を張りあげて積極的に腰を使う。

御堂乱

「あッ……あッ」
「ああッ」
二人はせつなげな声をあげ、同時に腰をもじつかせはじめた。強烈な媚薬がじんわりと粘膜層に染み込み、狂おしいまでの掻痒感をもたらす。そこを淫らな振動で苛まれるのだからたまらない。じっとしていろというほうが無理なのである。
「ウウムッ……」
京香が歯ぎしりして乱れ髪を振りたてれば、
「あァ、もう……」
小雪もきつく眉をたわめ、もどかしげに腰をわななかせる。もう二人とも汗ビッショリだ。もつれあった繊毛が海草のように濡れそぼち、べっとりと互いの下腹にへばりついている。
「始めッ」
浩二がようやく合図をした。
先に仕掛けていったのは京香だ。媚肉を引き締め、甲高い気合いの声を張りあげて積極的に腰を使う。茶道や華道、日本舞踊にも堪能な、あの淑やかな京香を知る人が見れば、瓜二つの別人と思うことだろう。
「イクのよ、小雪さん。おイキなさいッ」
「あァ、いやあッ!」
いきなり先制攻撃を受けてたじろいだ小雪も、負けてはいられないとイキむ。肘をついて上体をもたげ、京香の動きを迎え撃つように懸命に腰を揺すった。浩二がすかさず、リモコンのスイッチを「強」に入れる。
アーッ!!
二人が声をあげてのけぞると、浩二はスイッチを「弱」に戻した。
「ああッ」
「あああッ」
二人はのろのろと上体を上げ、乱れ髪の中から鋭い双眸で相手を睨んだ。

出典:~蔵の中の未亡人兄嫁 (フランス書院文庫)

著者: 御堂 乱

「ああ、義姉さんのおま×こ、とてもぬくいよ」背後からのしかかり、狡猾に腰をあやつる高校生。苦悶にゆがむ美貌、生汗で妖しくぬめ光る肌……24歳の若未亡人を襲った悪魔義弟のレイプ調教。46日間にもおよぶ、昼も夜もない地獄の生活。蔵の中――それは兄嫁を淫獣に変える肉檻!