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薄ピンクのしこりを軽くつまんでやると、アッと声をあげた少女の身体はピクンッと跳ねた

御堂乱

「ううっ……き、気持ち悪いっ」
シャルロットは身を固くしたまま、カチカチと歯を噛み鳴らした。
「フフフ、それだけかい。違うだろ?」
そら、こっちをお向き、と言って少女の首を横に捻じると、覆い被さるようにしてまた唇を奪った。そのあいだも胸を揉み、黒ガーターの腰を妖しくくねらせて下腹を擦りつけ続ける。
「ほおら、乳首が勃ってきたじゃないか」
陥没していた乳暈の中心が、いつのまにかツンと尖っていた。薄ピンクのしこりを軽くつまんでやると、アッと声をあげた少女の身体はピクンッと跳ねた。
「おやァ?どうかしたかい?」
ニヤッと笑う顔が勝ち誇っている。
「な、何でもありませんッ……ああっ」
狼狽して声をかすれさせた少女の裸身はじっとり汗ばんでいた。
(ああ、熱い。身体が熱いわ。一体これは?……)
異常なまでに肌が火照って呼吸が乱れる。明らかに身体に異変が生じているのだが、まさか先ほどのトリュフチョコに強い媚薬成分が含まれていたなどとは想像さえしなかった。
「隠さなくてもいいんだよ。フフフ、ここが疼いて仕方がないんだろう?」
「あっ、そんなところ、ダ、ダメえっ!」
片手で太腿の付け根をまさぐられ、シャルロットは激しく身悶えた。相手が女性でも──いやむしろ同性であるからこそ恥ずかしく、そしておぞましかった。

「全員、裸で壁際に並んで、尻をこっちに向けろ」夫の目の前で、餓えた獣たちの餌食になる令夫人。愛する娘をかばうため、兵士に強姦される人妻。収容所内で淫らな性的拷問にかけられる美母娘。縛られ、穢され、弄ばれ……無残に横たわる裸身。敗戦国を舞台に御堂乱が描く壮大なハードロマン!