「あああッ」
京香が裸身を震わせた。
「いや……ああ、駄目……あ、あなたッ……」
「何が駄目じゃ」
せっぱつまった歔き声を楽しみつつ、赳夫は再びゆっくりと沈めていく。
「ほれ、これはどうじゃ」
「んああッ!……う、うむッ……」
京香は重い呻きを発し、ガクガクと腰を揺すりたてた。肉襞を巻き込みながら深々と沈んでくる長大なバイブ。淫らな振動に子壺を揺すぶられ、身体の芯に甘美な痺れが走る。強すぎる刺激に理性を麻痺させたのか、京香はさらに快美を貪ろうとするかのように双臀をもたげ、あられもなく腰を蠢かせた。
「いい……ああ、いいッ!」
「フフフ、本性を現しおったな。この好きものが」
赳夫は巧みに淫具を操った。焦らすようにゆっくり出し入れしていたかと思えば、次第にペースを速めながら、リズミカルに抽送した。京香の情感のせり上がりに応じて、浅く深く、速く遅くと緩急自在に責めたてる。
「ほれ、ほれほれ」
「ああ……もう……もうッ」
京香の尻が一段とせわしなく、淫らにうねり舞った。熱くただれた柔肉は生き物のように蠕動し、キリキリとバイブの太幹を締めあげる。背中から臀部にかけて間欠的に激しい痙攣が襲った。その間隔が次第に狭まってゆく。
「あなた……ねえ、あなたッ」
兆しきった美貌を捻り、情感に潤んだ眼差しで恨むように夫を見つめる。だがそんな京香の媚態にも、赳夫のイチモツはダラリと萎えきったままだ。若い頃の荒淫がたたったのか、数年前から重度のEDなのだ。バイアグラをはじめ、ありとある治療薬を試したが無駄だった。美しい後妻を娶っても、一度も肉の交わりを遂げたことがない。そのぶん責めがきつくなり、変質的になっていく。
出典:~蔵の中の未亡人兄嫁 (フランス書院文庫) ~
著者: 御堂 乱
「ああ、義姉さんのおま×こ、とてもぬくいよ」背後からのしかかり、狡猾に腰をあやつる高校生。苦悶にゆがむ美貌、生汗で妖しくぬめ光る肌……24歳の若未亡人を襲った悪魔義弟のレイプ調教。46日間にもおよぶ、昼も夜もない地獄の生活。蔵の中――それは兄嫁を淫獣に変える肉檻!
