「フフフ、二穴責めか。面白そうじゃねえか」
竜二が横目で見て笑った。
「娘の尻だけ責めたんじゃ不公平だ。母親にも味わわせてやらねえとな」
そう言うと、剛直を咥えこんだ媚肉の上の、おちょぼ口のような妖しいアヌスを指先でなぶりはじめる。
「ああッ、そこはッ!?」
我れを忘れて腰を振っていた志津子だったが、思いがけぬところを愛撫の対象にされ、さすがに取り乱した。
「いやッ、やめてッ」
ヒップを振って暴れるが、太い肉杭で貫かれていて逃れるすべはない。
「じたばたするんじゃねえ。宿泊料代わりに、尻の穴を責められる良さを教えてやろうというんだ」
ズブリズブリと蜜壺を剛直で抜き差ししながら、竜二は指先で人妻のアヌスを揉みこんでやる。しっとりした粘膜が吸いつくようだ。
「なんだ、嫌がってるわりにゃあ、もういい具合いにとろけてるじゃねえか。ヘヘヘ、敏感そうな尻の穴しやがって」
「いやっ、お尻はいやっ!いやあああッ!」
「ヘヘヘ、食わず嫌いは良くねえぜ、奥さん」
おちょぼ口をじっくりと揉みこんでおいて、竜二は指先に力を加えた。
「いやっ、ああッ!あむむむむうッ!!」
「フフフ、嬉しそうに呑みこんでいくじゃねえか」
第二関節まで沈めて、ゆっくりと指を回転させた。
「あッ、あッ、そんなにされたら、志津子、もうたまらないわッ!」
媚肉を犯されていることで志津子のアヌスも敏感になっている。回転する指の動きに未知の性感を探り出されて、嫌でも泣き声が高ぶった。尻穴をいやらしくほじられながら、女の最奥を荒々しく突きあげられる。もう狂わずにはいられなかった。
「ああん、ダメッ……あうッ、あううッ」
「ヘヘヘ、尻穴がヒクヒク悦んでるぜ。マ×コの方もよく締まりやがる。母娘して根っからの好きもんだな」
「竜二、こっちはもうイキそうだぜ」
著者: 御堂乱
「どこまで許せば満足してくれるの? もう出てって」男の肉茎をしごかされながら悲壮な目で訴える志津子。二人組に占拠された高島家のリビングで続く凌辱の狂宴。妻の痴態を力なく見守る夫、婚約前の躰を穢される家政婦。ついには身を挺して守ろうとした愛娘の操までが……極限状態下に置かれた男女がさらけだす愛と性の真実!