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尻をもたげて背を反らした、いわゆる「女豹のポーズ」で、ブラウス一枚の汗ばんだ裸身をブルブルと痙攣させていた

御堂乱

バックから突きあげる昌平も、
「自分から腰を振ってやがる。やっぱりこの女、相当の淫乱だぜ」
むっちりした尻肉に指を食いこませたまま、ブルブルと腰を震わせた。
収縮を繰り返しつつ、奥へ奥へと引きこむ秘肉のうごめきは、成熟した人妻の貪欲さを物語っている。こればかりは美醜や性格、教養や育ちの良し悪しとは関係なく女なら誰もが持ち合わせている。いや志津子のように一見貞淑な女ほど、一度その味を覚えたら底無しになってしまいやすい。
「ううっ、たまんねえ。で、出そうだっ!」
昌平がせっぱつまった声をあげ、猛然とラストスパートをかけた。
「かまわねえからブチ込んでやれ」
竜二が言うと、こちらも荒々しく喉奥に突き入れた。
「うおおっ」
「ムーッ!」
「うおおおおっ」
「ムムムム!ングググウッ!」
野獣の雄叫びと共に、二本の熱鉄が志津子の粘膜を猛烈に擦り抜いた。息つく暇もないバックからの突き上げと口腔のスロート。烈しすぎるダブル抽送がもたらす熱と快感に、ドロドロと肉がとろけ、ジンジンと骨が痺れる。志津子は頭の中が灼けただれて何も分からなくなった。人妻らしくアップに結い上げていた髪が解けて乱れ、妖しいばかりの狂態だ。
「ウオオオオオーッ!!」
昌平が熊のように吠え、中腰の下半身を痙攣させた。射精の快感にうち震えていることは誰の目にも明らかだった。
竜二は志津子の頭をつかんだまま腰を引き、自失寸前の怒張を抜いた。
怒張はピーンと上に跳ねあがりざま、先端から熱湯を勢いよく噴いた。
「アアアッ」
恍惚に浸る志津子の美貌が、見守る夫と娘の前で、ほとばしる牡の白濁に汚されていく。
「あうッ、あううッ」
糊のように粘っこいザーメンを顔にかけられ、熱いほとばしりに子宮を灼かれながら、志津子は強烈なアクメを味わっていた。尻をもたげて背を反らした、いわゆる「女豹のポーズ」で、ブラウス一枚の汗ばんだ裸身をブルブルと痙攣させていたが、射精を終えた男たちが身を離すと、うつぶせで床に大の字に伸びてしまった。
ドロドロのザーメンに汚された志津子の美貌は、味わった強烈なエクスタシーの余韻に火照っている。汗ばんだ頬に乱れ髪が粘りつき、眼は閉じたまま薄く紅唇を開いていた。肉感的な太腿があられもなく左右に開いて、ビクンッ、ビクンッと生々しい痙攣を続けている。むっちりした双臀が汗に光って、ぞっとするほど妖しかった。

出典:~立てこもり 高島家すべての女が奴隷になった日

著者: 御堂乱

立てこもり 高島家すべての女が奴隷になった日

「どこまで許せば満足してくれるの? もう出てって」男の肉茎をしごかされながら悲壮な目で訴える志津子。二人組に占拠された高島家のリビングで続く凌辱の狂宴。妻の痴態を力なく見守る夫、婚約前の躰を穢される家政婦。ついには身を挺して守ろうとした愛娘の操までが……極限状態下に置かれた男女がさらけだす愛と性の真実!