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姉に身をもたれかからせる結の手が、賢太のピストンに合わせ揺れていた姉の右乳を下から包み、重みを確かめるようにタプタプと弾ませる

空蝉

「ゆ、結。だっ……ひっ、あ……んうっうぅぅ!」
駄目、今は。そんな制止の言葉を発する間もなく、妹に背を舐られた美幸が恥悦に咽ぶ。姉に身をもたれかからせる結の手が、賢太のピストンに合わせ揺れていた姉の右乳を下から包み、重みを確かめるようにタプタプと弾ませる。
「お姉ちゃんは乳首が、いいんだよね」
「ふぁ、っ、あっ、あぁぁ」
弾む都度妹の手の平に押し当てられ、擦れる乳首からの衝動に、美幸の口から甲高い蕩け声が引っ切りなしに漏れてゆく。
「……お姉ちゃんも。賢太以外の刺激でイッちゃ、駄目なんだから。もしそうなったら、私……賢太の事、諦めないから」
「……ッッ!ふ、ぅぐぅっ、んんぅ……っ!」
ぶんぶんと首を振り、唇食い締め声を殺す事で、胸に伝う喜悦も噛み潰さんとする。その食い締めは連動する膣の収縮となって、汁濡れペニスを締め上げた。
期せずして迫り出す射精欲求に苛まれるさなかも、朱里の手指は竿に、玉に、と縦横無尽。垂れ滴る蜜のみならず、朱里自身の唾液も交えて、摺り込んでゆく。
「うぅ、っ、美幸、さんっ……」
亀頭で膣襞をねじ回し、切迫した状態を恋人に知らせた。互いに他人のもたらす喜悦に絶えず煽り立てられる中。振り返る余裕もなくした美幸と、へそ奥で滾るマグマを押さえるので手一杯の賢太。二人の気持ちは通じ合っていた。

出典:~ときめきアパート性活 愛しの管理人さんと魅惑の隣人たち (リアルドリーム文庫)

著者: 空蝉

ひとつ屋根の下 恋色の陽だまり ボロアパートに独り暮らしをする浪人生・賢太は、一癖も二癖もある隣人たちと深い仲になる。「初めてのおっぱいの感触はどう? 柔らかい?」妖艶な美女・朱里に自信をつけさせてもらった賢太は思いを寄せる管理人の美幸とも心の距離を詰めていくが、なかなか一線を越えられずにいた。浪人生に春は来るのか!?日常に密着したエロス、リアルな舞台設定で送る官能小説レーベル!