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今度は五郎が長大な浣腸器のノズルをおもむろに夏子の肛門へ突き刺した

結城彩雨

「へへへ、可愛いことを言いやがる」
今度は五郎が長大な浣腸器のノズルをおもむろに夏子の肛門へ突き刺した。
「ああ……あむ……」
キリキリ唇を噛んで、夏子は黒髪を振りたてた。
一度中断されたことで、再開された浣腸はいっそうつらいものだった。すでに注入されたグリセリン原液にただれた腸襞にさらに新たに注入される原液が追い討ちをかける。そして、かけくだろうとする便意を押しとどめ、逆流させるのだ。
「つらいわッ……う、うむ……」
夏子の苦悶のうめき声を絞り取りながら、薬液はドクドクと容赦なく注入されていく。
悪寒が総身を駆けまわりだし、夏子はカチカチ歯を噛み鳴らしてはうめき、胴ぶるいした。噴きでる脂汗に、黒髪までも湿る。
「は、早く……すませて……」
夏子はうめき、必死に耐える。荒れ狂う便意に内臓がかきむしられる。
「ああ、もう、もう、夏子、我慢できないッ……うむ、うむむ……」
「あと六百CCだ。それまで我慢しろ」
「ううむ……早くしてッ……あ、ああ、で、出ちゃう……」
夏子は蒼白になった美貌をグラグラとさせて、ひいひい喉を絞った。
もう限界と見たのだろう。五郎は残りの薬液を一気に注入した。シリンダーがズズッという音とともに底まで押しきられた。
「ひいーッ」
夏子は絶息せんばかりの声をあげ、恐ろしいまでにギリギリとのけぞった。

出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!