「私が悪いことしたばっかりに、ママがっ……ああ、もうこれ以上っ、ママが犠牲になることはないよっ。悪いのは、愛菜なんだからっ」
そう言うと、愛菜はキッチンから出ていった。二階に上がっていく。すると、前と後ろの穴の締め付けが、少しだけ緩んだ。
「愛菜がいないと、燃えないようですね、奥さん」
「ば、ばかなこと……言わないでください……」
孝典は女穴の天井をまさぐる動きを緩めた。すぐに、愛菜は戻ってくると思ったのだ。なにか決心したような表情で、キッチンから離れていったのだ。
「ああ……もう、指を……抜いてください……おねがいです」
細長い首をねじり、こちらを見つめつつ、益岡先生の妻がそう言う。口では抜いてと言っているが、孝典を見つめる瞳は、どうして激しく動かさないのですか、と言っているように見える。
階段から愛菜が降りてくる足音が聞こえてきた。すると、すぐに、前の穴と後ろの穴がきゅきゅっと締まってくる。
愛菜がキッチンに戻ってきた。
その姿を見て、孝典は目を見張った。
出典:~先生の奥さん狩り夫の教え子に調教されつづけて (フランス書院文庫)~
著者: 天海佑人
「もう許してっ……こんな関係が誰かに知られたら……」哀願の声を無視して続く、孝典の若さに任せた律動。昼間、出勤した夫と入れ替わりにやってくる青狼。エプロン姿で、淫らな下着姿で受ける恥辱の肉交。妻盗の魔味を覚えた少年は次なる生贄に狙いをさだめ……32歳、27歳、38歳……先生の奥さんを堕とす蟻地獄!