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おびえるようにヒクヒクうごめき、時折りキュッとすぼまろうとする初美の肛門が、まるで浣腸器を咥えたがってあえいでいるようにも見える

結城彩雨

「浣腸をはじめるよ、初美さん」
達也は再びソファの前にしゃがみこんだ。
おびえおののく初美の美しい顔と汗にまみれてあえぎ波打つ乳房、そしてしとどに濡れて開ききった媚肉の割れ目、そのわずか下の肛門は前から溢れた蜜にまみれ、さっきの達也の指のいたぶりで、ふっくらとゆるんでいた。おびえるようにヒクヒクうごめき、時折りキュッとすぼまろうとする初美の肛門が、まるで浣腸器を咥えたがってあえいでいるようにも見える。
「ああッ……」
初美の裸身が強張った。かみしめた歯がガチガチ鳴り、身体のふるえもとまらなくなった。巨大な浣腸器のノズルが不気味に光って、開き切った股間に近づくのが視界に入る。
それはまず、洗濯バサミで左右に開かれている媚肉の割れ目をなぞり、ノズルを蜜でたっぷり濡らしてから、肛門にぴたりとあてがわれた。
「いや、いやあッ」
「フフフ、お尻の穴をこんなに柔らかくしていやもないぜ。本当はうれしいんだろ、初美さん」
「いやッ……いやらしいだけです……こんなことするなんて、狂ってるわ……」
「狂うのは初美さんのほうだよ」
達也はここでもわざとゆっくりノズルを沈めた。初美の肛門がノズルを吸いこむようにうごめく。

出典:~美母と群狼 息子の目の前で (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!