「これで、いいですか?」
結衣は露天風呂の屋根を支えるヒノキの支柱に手を突き、祐介に向かってお尻をくいっと持ち上げていた。
「おお、いいね。俺を拒んだお前が、今は俺を誘ってるなんてな」
祐介の興奮が直に伝わってくる。秘壺はもちろんお尻の孔まで丸見えの格好だ。羞恥に四肢が震える。
(本当にどうして。こんな最低なヤツ相手なのに、奥が疼いて嫌になる)
女芯がジンジンと柔らかな熱を総身に伝播していた。痒みにも似たその感覚は、結衣を苛立たせる。
解消法は分かっている。男のペニスを大事な場所に迎え入れることだ。しかも夫の正人ではなく、祐介の勃起じゃないと疼きは抑えられない。
誰がどう考えても最悪だが、結衣はそれ以外にこの狂うほどの性疼痛から解放される方法を知らなかった。
「早く、入れるなら入れてよ。準備なら、できてるから」
やや乱暴な口調は、精一杯の強がりだった。憎しみや嫌悪というよりも、生来の勝ち気で甘え方を知らない結衣なりの言葉だった。
出典:~言いなり温泉 熟女将と若妻仲居と令夫人~
著者: 但馬 庸太
「女将さん、この旅館、お酌は裸でするんですよね?」下卑た眼差しで、和服の胸元に手を差しこむ中年男。屈辱に顔を歪め、艶れた乳房をもてあそばれる裕恵。乗っとられた旅館で奴隷勤務を強いられる女たち。布団部屋でフェラ奉仕し、露天風呂でソープ接待……秘密に気づいた客の令夫人までが悪魔の餌食に!