むっちりした双臀にしがみついて少年は懸命に舐めつづけた

少年は動揺し、混乱した。それでも、今この場で一番力を持っているのが髭ヅラの兵士であることは分かる。彼の機嫌をそこねることが怖かった。
割れ目の端にのぞくルビーのような宝石を、少年はキャンディーを舐めるように舌腹で大きくなぞりあげた。
アヒイイイイイイイッ！
悲鳴と共に、マレーナの腰が跳ね上がった。
「やめるな！続けろ！」
髭ヅラに叱咤されて、少年は夢中で舌を動かした。甲高い悲鳴と共に母のヒップが狂おしくのたうち、頭を弾き飛ばされそうになる。むっちりした双臀にしがみついて少年は懸命に舐めつづけた。貝肉のように粘り気のある粘膜の中で、そこだけコリッと固い舌触りなので、見なくとも照準を定めることができる。異様な興奮を覚えつつしゃにむになって母の急所を刺激した。
（ああっ、ダニエル！ああっ、ああっ、ダニエルっ！あああっ！）
舐められるたびに、ツーン、ツーンと快美の電流が身体を貫く。淫らな疼きがこみあげてきて、肉の最奥を熱く溶けただれさせる。