「そんなに見ないで……そんなふうに覗かれていたら脱げないわ……」
初美がそう言っても、達也はニヤニヤして覗くのをやめようとしない。
初美は諦めてパンティに手をかけた。ぴったりと閉じ合わせた両脚は片方をくの字に折って茂みを少しでも隠すようにして、達也には双腎を向け、パンティをクルリと後ろから剥きおろした。そのままパンティを太腿にすべらす。
裸になった双腎に達也の視線がねっとりと這ってくるのを感じて、初美は再びカアッと身体が熱くなった。
「いいお尻してるね、初美さん。白くてムチムチですごいや。フフフ、大きいし形もいい。セクシーな尻だよね」
達也の言葉が裸の双腎を見られていることを、いっそう初美に意識させた。
「あ……あ……」
初美は思わず声をあげそうになりながら、すばやくパンティを足首までズリさげた。達也と目が合って、初美は顔が火になった。
「あとはボクが脱がしてあげるよ」
達也がパンティに手をかけた。
「や、やめてッ……いやッ」
思わず叫んだ初美だったが、あらがえば秘められたところを覗かれそうで、その上に脚立の上では思うように動くことはできなかった。
著者: 結城彩雨
(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!