「すごい……」
さすがに生意気な達也も、しばし言葉を失って見とれた。
達也の視線を感じて、腎丘の谷間がいっそう引き締められ、尻肉がキュッ、キュッと締まりうごめくのがたまらない眺めだ。
「そ、そんなに見られたら、恥ずかしいわ……」
初美はふるえる声で言った。ミニスカートをまくっている手もふるえた。
「念のためにミニスカートも脱いでよ。ノーパンなのはわかってるけどさ」
「裸になれということかしら……」
「女の身体に興味があると言っただろ。とくに初美さんのような熟れた人妻にね」
達也は平然と言った。こうもはっきりと言われると、初美はすぐにはかえす言葉もなかった。
「ずいぶんとませているのね。子供のくせして……」
初美はそれだけ言うと、ミニスカートのホックをはずし、ファスナーをさげた。ミニスカートが初美の太腿をすべって足もとに落ちた。
「み、見ればいいわ」
そう言いながらも、初美は前かがみになって片脚をくの字に折り、思わず太腿の付け根を手でおおっていた。
「隠しちゃ駄目だよ。ブラウスも脱いでノーブラなのを見せて欲しいな、初美さん。そこまで脱いだら、素っ裸になるのも同じだろう」
著者: 結城彩雨
(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!