もっと瞳子とキスを味わいたかった。そう思いながらも、浩一郎は瞳子の身体のバスタオルをつかむ。
するすると、開いた。包装紙を広げたように、瞳子の裸身が露わになる。
(へ、ぇ)
浩一郎は、驚いた。
思ったよりもずっとボリュームのある、Eカップのバスト。
十分色白と言っていい、なめらかな肌。
股間を彩る恥毛は多くなく少なくなく、焼きのりを張り付けたように四角く恥丘を覆っている。
そんなところが真っ先に目につくけれど、もっと感じたのは瞳子の裸身の、何とも言えない普通さ、凡庸さ、だ。
Eカップのバストが凡庸、は贅沢というものだが、由香菜のスリムでスレンダーで、細くまとまったプロポーションとも、かおりの熟して角の取れた、やさしい丸みともそれは違う。
妙に肩幅はあるし、ウエストのくびれもさほどない。腰は、いわゆる安産型で、ヒップも若々しいみずみずしさに張り切っているが、キュンと持ち上がったモデル尻ではなく、四角い下がり尻だ。
だがそれがいい。
なんとも安心する。癒される裸身、というと、まるでバカにしているようだが、それはあくまで由香菜やかおりと較べたときの話。
普通に見れば、及第点以上どころか、上位に楽々入賞できる。
銭湯やプールの更衣室で、ごく一般の女性たちを覗き見たとしたら、そこにグラビアアイドルやモデル級の裸体があるわけではない。
でも興奮する。
メディアで見るS級の裸体よりも、そのリアリティーにむしろ興奮する。
出典:~未亡人寮母・かおり (フランス書院文庫)~
著者: 巽 飛呂彦
「溜まっているんでしょ? これも私の務めだから……」たわわに熟れた乳房で肉茎を挟み、上下にしごく寮母。親元を離れ、さみしがり屋の寮生に捧げる「特別奉仕」。夕食後にお風呂でフェラ、人目を忍んで肉交サービス……勉強に恋愛に悩める学生を熟れた身体で癒していく。母親代わりの美熟女が今夜も笑顔と柔肌でお世話します!