「あっ、んんっ。上手ですよ、祐司さん」
瑞穂はふたたびペニスに右手をからめ、やんわり撫で擦りはじめた。すべすべした指先の感触に敏感な肉竿を刺激されると、祐司の理性は飛んだ。
「あああ、気持ちいい」
乳房を揉みあげていた右手を滑らせ、太腿に重ねる。瑞穂は拒むことなく、すっと脚を開いた。お湯の中で、瑞穂の黒い茂みが揺れているのがわかる。あの奥に、これまで想像するしかなかった女性の秘所が息づいている。
(だめなら、脚なんか開くわけない……)
よく考えてみれば、瑞穂はだめだとは言っていない。拒まれた時は拒まれた時だと腹をくくり、祐司は右手を太腿の内側に滑らせた。
「ああん」
瑞穂の唇から甘い愉悦の声がもれ、ペニスを握っていた右手が離れる。
あと少しで太腿の付け根に右手が到達するという時、瑞穂は祐司の手首をやんわり掴み、それ以上の侵入に歯止めをかけた。
(あああ、やっぱりだめか……)
意気消沈し、手を引こうとした時だ。
「ここに触るのは、お風呂からあがってからです」
瑞穂は祐司の耳元に唇を寄せ、吐息でくすぐるようにそう言った。
出典:~僕の家に来た美しすぎる家政婦 (フランス書院文庫)~
著者: 葉川慎司
掃除中にのぞける白い太腿、36歳の悩ましい腰まわり……エプロンでは隠しきれないむっちり女体の家政婦・瑞穂。まさか彼女が、僕の初体験相手になってくれるなんて!濃厚キッス、お掃除フェラに、ご奉仕バスルーム……「してほしいことがあったら何でも言ってくださいね」どんな淫らな願いも叶えてくれる最高すぎる家政婦!