ふと気がつくと、初美はもうすべて脱がされ、ハイヒールをはいただけの全裸にされていた。肛門にはまだ浣腸器を突き刺されたまま、いくつもの手に身体中をまさぐられ、上体は前へ倒されて、乗客の男の一人の肉棒を口に含まされていた。乗客の男たちが加わったことで思わぬ方向へ発展してしまった。
達也にとっては予定外のことだったが、これも面白いなと事の成り行きにまかせてみることにした。
「う、うむッ……うぐぐっ……」
また、イクッ……と初美は塞がれたのどの奥で叫んでいる。初美がまた絶頂へと昇りつめるのが肉の痙攣と収縮から達也にもわかった。
それでも中学生らも乗客も、初美をもてあそぶのをやめようとはしない。もちろん達也にもやめる気はまったくなかった。それどころか、初美をこのままバスのなかで中学生や男たちに輪姦させてみたい気さえした。
もっと初美を辱しめることはないか、もっといじめてみたい、どこまでも堕としてみたい……いつもそんなことを考えている達也だ。
「たまんねえな、この女」
「フフフ、こうされるのを待ってたみたいだぜ。かなりの好きモンだな」
「浣腸プレイだけじゃ物足りねえってことだな、フフフ」
乗客たちは互いにそんなことを言い合った。
著者: 結城彩雨
(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!