「こ、このままじゃ……初美、浣腸でイキそう……ああ、もっと……もっと、入れていいのよ……」
その言葉にあおられたように、中学生は一気にシリンダーを底まで押し切った。
「う、うむッ……」
ビクンと初美の腰がふるえた。今にも気がいかんばかりに、声を張りあげそうになって、初美はかみしばった口の奥でひいーッと泣いた。
すぐに二人目の中学生が空になった浣腸器にグリセリン原液を三百CC充満させ、初美に浣腸をしかけてきた。あせってノズルでグリグリと初美の肛門をえぐる。
「あ、あ……乱暴にしないで……あせらなくても、初美、おとなしく浣腸されますから」
初美がそう言っても、中学生はかえってあおられたようにグイグイとシリンダーを押しはじめ、荒々しく注入していく。一気に注入するやり方だ。
「あ……」
悲鳴をあげかけて、初美はあわててハンカチで汗をぬぐうふりをして、ハンカチをかみしばって声を殺した。
(あ、ああッ、駄目ッ……ああッ、初美、イッちゃうッ、い、イクッ)
他の乗客たちに気づかれるかも知れないと思ったとたん、初美は一気に昇りつめた。ブルッ、ブルルッと剥きだしの双臀が痙攣し、肛門がキリキリとノズルをくい締めた。媚肉からもおびただしく蜜が溢れ、内腿を滴った。
もう誰に気づかれてもいい。中学生らに浣腸されている姿を、他の乗客たちに見られたいとさえ思った。
著者: 結城彩雨
(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!