指にからませていた三本の糸は、ニヤニヤと覗きこんでくる学生たちの手にバトンタッチした。
「こりゃ面白いや、ヘヘヘ、あやつり人形みたいに、引っ張りゃ女をいい声で泣かせられるってわけか」
「達也、どこでこんなことを覚えたんだ」
少年たちは面白がってクイクイと糸を引いて、初美に泣き声をあげさせた。
「ああっ、あうッ……死んじゃうッ……ひッ、ひッ……」
肛門の肉棒と三本の糸にあやつられ、翻弄されながら初美はのたうち、口の端から涎れを溢れさせた。どこか艶めいた瞳は虚ろで、焦点が定まらずに宙に漂っている。
「たいした悦びようだな」
「尻の穴を掘られるのがそんなにいいとは、本物の変態だな」
「オマ×コだってあんなにヒクヒクさせて……たまんねえな。犯りてえッ」
学生たちの目はどれも、もう見せつけられるだけでは我慢できないように、異様にギラついた。しつこく三本の糸を引きながら、ズボンの前から肉棒をつかみだして、しごきはじめる者もいる。
著者: 結城彩雨
(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!
