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最奥を突きえぐられないためには膣口を締めなければならないのだが、懸命に締めつけると、繊細な粘膜がイボイボの形状をハッキリと感じとり、いやでも官能を刺激されてしまうのだ

御堂乱

(負けない)
(負けないわッ)
二人の女獣は睨み合い、申し合わせたように股間をせり出した。恥丘と恥丘が押し合い、粘膜と粘膜がこすれ合ってクニュクニュと媚肉の形を変えた。勃起したクリトリス同士が向き合って、屹立の高さを競い合う。濃密な女の色香が混じり合い、暑く湿った蔵の中にムンムンと充満していく。
「くううッ」
小雪は歯ぎしりしてかぶりを振った。
今になってペニス型を選ばなかったことを後悔した。最奥を突きえぐられないためには膣口を締めなければならないのだが、懸命に締めつけると、繊細な粘膜がイボイボの形状をハッキリと感じとり、いやでも官能を刺激されてしまうのだ。
(あァ、こんな……こんなことって……)
イボイボに擦れ合う部分が熱を帯び、ドロドロに溶けただれていく。腰骨までとろけてしまいそうな快感に、思わず声をあげて歔きたくなる。もう勝負などどうでもいい。何もかも放擲して官能に身をまかせたい。そんな気にさえなる。
「いや、いやよ……あ、あムムッ……」
「ああン……ああン……ハアアッ……」
後悔しているのは京香も同じであった。責めるにせよ防ぐにせよ、ペニス型の張り出した鰓をしっかりと食い締めなくてはならない。相手より締めつけが甘いと、自らの腰の動きで我れと我が身を苛むことになってしまうからだ。その張り出した鰓の硬い縁が、彼女の一番の弱点、すなわち膣上部のGスポットを絶妙のタイミングで刺激してくるのである。
「ああッ。駄目ッ」
「駄目ッ、駄目よッ」
四本の長い脚が絡み合い、もつれあって悩ましくうねる。断末魔の白蛇もどきに狂おしくのたうつ白い裸身。夜叉のようにひきつった美貌には、乱れ髪が垂れかかって凄艶だ。性具でつながった二つの媚肉が、グチュッ、グチュッと淫らなメロディーを奏ではじめた。ときおりのぞく張型の赤い胴部は、二匹の牝犬が垂れ流す愛液でヌルヌルに濡れ光っている。

出典:~蔵の中の未亡人兄嫁 (フランス書院文庫)

著者: 御堂 乱

「ああ、義姉さんのおま×こ、とてもぬくいよ」背後からのしかかり、狡猾に腰をあやつる高校生。苦悶にゆがむ美貌、生汗で妖しくぬめ光る肌……24歳の若未亡人を襲った悪魔義弟のレイプ調教。46日間にもおよぶ、昼も夜もない地獄の生活。蔵の中――それは兄嫁を淫獣に変える肉檻!