咲枝のほうから仕掛けてくる。
「もうおしゃぶりしたし、お魔羅、ふてぶてしい顔であたしを睨んでる……。すぐに挿し込んでちょうだい……。あたし、もう、びしょびしょなんだから……」
咲枝は健太を跨ぎ、胸板に乗せていた大きな尻を下方に滑らせていく。健太も異論はなかった。いまはただ咲枝の割れ目の奥深くに、肉棒を挿し込むことだけに思いを巡らせていた。
咲枝の尻が、いきり勃つ肉棒に行く手を遮られ、静止した。咲枝が腰を浮かす。健太は仰臥したままだった。咲枝はまっすぐに勃った肉棒を腰を屈めて覗き込む。
「ああん、凄い……。これがあたしのおま×こに、全部入るのね……。ああ、想像しただけで、あたし……」
言葉以上に体が咲枝の気持ちを代弁しているようだった。蹲踞の姿勢で健太の腰を跨ぐ咲枝の割れ目から、淫蜜が滴っていた。
「お汁が、ああ、健太ちゃんのお魔羅の毛に、滴り落ちている……。入れるわよ。入れて、いいのね……」
健太はうなずくかわりに、腰をぐいっとせり上げていた。亀頭が咲枝の割れ目の肉びらに触れた。肉ビラがそよぐ。肉棒を探すように、大小のビラビラが立ち上がる。
咲枝が少しずつ、腰を落とし始めた。
「ああ、お魔羅が、あたしのとば口に、あぅっ、触れている……」
咲枝はすぐには挿入しなかった。肉棒に手を添えたまま、その先端の感触を愉しむように、添えた手を操作し、割れ目全体を弄い始めた。
「さ、咲枝さん……それって、僕も、気持ちいい」
先端が割れ目のぐにゅぐにゅしたやわ肉に触れるたびに、肉棒の付け根のほうまで悦感が伝わる。咲枝はとろんとした目で健太を見下ろし、相変わらず艶めかしい表情で、なおも肉棒の先端を割れ目のあちこちに擦りつける。
「ああ、いいわぁ……。硬くて大きいから、刺激も強いの……。ああ、あたしのおま×こが悦んでいる……。ねぇ、凄いでしょう。咲枝の割れ目、あなたのお魔羅を喰べたくて、いっぱい、涎を垂らしているでしょう……」
健太は無言でうなずくばかりだった。咲枝の指摘通り、割れ目からは迸るように雫が垂れ落ちていた。
「垂れてます。どろっと濃いのが、僕のち×ぽの付け根にまで垂れてます……。ああ、咲枝さん、そんなに焦らさないで……」
「ああん、そのおねだり、素敵すぎるぅ……。あたしもよ。あたしももう、我慢、できない」
その瞬間だった。肉棒の先端が、生温かい熱を感じた。見ると、割れ目のとば口が押し広げられ、肉棒の先端をあらかた呑み込んでいた。と思う間もなく、咲枝はいきなり、すとんと尻を落としてくる。
「ああああーーーーーっ、ずんずん、入ってくるぅ……。あああ、あたし、串刺しにされてるぅ……。素敵ぃ……。ああ、凄い……。ああ、あたし、もう、だめよ。うううっ、あたし、すぐに、ああ、イっちゃう……。イっちゃう、イっちゃう、ああ、イっちゃうぅ……」
咲枝の割れ目の内部が激しい伸縮を繰り返す。蠕動する割れ目の内部の襞が肉棒全体を刺激する。健太はたまらず、下から腰を突き上げていた。
「ひぃぃぃーーーんっ、ああ、あたしのおま×こ、突き破られちゃうぅぅぅーーーっ、ううう、壊して、あたしのおま×こ、あなたのお魔羅で、あああ、突き殺して……」
咲枝の咆哮が絶叫に変わった。健太も同様だった。肌だけではなかった。熟女は淫裂の中身まで完熟していた。まったりと肉棒を包み、時折、激しく、手のひらのように肉竿を握り締め、それが二人の腰の動きにより、愉悦感を大きくしていく。
「咲枝さん、僕、あああ、僕、堪えられない」
「いいのよ。あたしはもう、何度もイってるぅ……。いいのよ。健太ちゃん、遠慮しないで、あたしのおま×この奥深くに、あああ、あなたの生ミルク、しぶかせて、あああ、ちょうだい……」
咲枝の動きが激しくなる。蹲踞の姿勢は崩れ、股間から下腹部全体を健太に密着させると、肉棒を基軸にして、さすり合わせるような前後運動に変わった。
「ひぃぃぃーーん、ああ、また、イっちゃう……。あああ、奥を激しく突かれて、うううっ、おサネがああ、すり潰されているぅ……。感じるわぁ……はひぃん……。ああ、いい、健太ちゃんのお魔羅、うううっ、堪らない……。あたし、もう、腰が、ああ、抜けそう……」
健太の下からの腰の動きも激しく速くなる。もともと体力には自信があった。全身がしなやかで、肉体のバネは尋常ではない。
「いいんですね、咲枝さん……。生で出しても、いいんですね」
「いいのよ。ああ、生でちょうだい……。健太ちゃんの白いミルク、ああ、あたしのおま×こが、呑みたがって、あああ、いるの……」
咲枝の愉悦の叫びと、健太の凄まじい射精感の叫びとが重なった。
「出てます……。ああ、もう、止められない」
「分かるの……。ああ、射精されてる……。ひひぃ、ううっ、射精の勢いが、あああ、奥を刺激してる……。あたし、も、もう……あああ、落ちる……。落ちちゃう……ああ、いいい」
咲枝はあられもなく悶え狂っていた。健太の射精し続ける肉棒を膣の最深部に受け止めながら、咲枝は健太の胸に覆い被さり、たわわな肉乳を胸板に擦りつけた。荒い息のままに、肉棒を呑み込みながら、豊かな尻を揺らし続けていた。
著者: 小鳥遊葵
「じっとしてて……これは大人になる儀式だから」少年のズボンからたくましい肉茎を引き出す美熟女。絡まる指先、深々と呑み込む唇、顎を伝う雫……祭りの夜、年上の女が若者の筆おろしをする島の風習。教え導くはずが、性の愉悦に溺れていく35歳。留美子、咲枝、由美……海の女は淫らで美しい。