何本もの手が一斉に巨尻へ伸びた。ムチムチッとして、つきたての餅も顔負けの弾力と柔軟性を持ち合わせた尻肉が、男たちの淫猥な手慰みに供されていく。
「あ、イヤッ。なにをするのっ」
あわてて身体を捩りたてても、なんの抵抗にもならなかった。天井よりさがったチェーンがギシギシと鳴り、女体がゆらゆらと揺らめくにすぎない。四人がかりで双臀を揉まれ、摘まれ、捏ねまわされていく。不躾この上ない嘲笑が屈辱感をことさらに煽った。
「どれ、そろそろ剥いてやりますか。ヘヘッ、ヘヘヘヘッ……」
久保川の気色の悪い笑い声が背後から立ちのぼる。ガードルがむんずとばかりにつかまれた。
「あっ、馬鹿っ。やめなさいっ。やめなさいったらっ」
たまらず総身を揺する真木子をからかうかのように、久保川以外の三人の淫鬼もガードルさげに荷担した。前後左右より魔手を伸ばし、四人がかりでずりおろしていく。
化繊の生地を密着させてじとじとと汗ばんでいた尻肌に、エアコンの涼気が触れた。それはすなわち、久保川の熱い視線もそこへ注がれていることを意味する。真木子は気も狂わんばかりである。羞恥の極みに総身を震わせた。嘲笑を四方より浴びつつ、ガードルをじりじりずりさげられていく。双臀はおろか、股間の翳りまで露出させられるに至り、とうとう羞恥は沸点に達した。
「見えた。見えたぜ、おケケが。……ほう、さすがは三田夫人。モジャモジャと豪快に生えそろっておるじゃないか。こりゃ恵子君の倍の濃さだ。クックックッ」
真正面に陣取った稲部が、秘所に向けて爛々と目を輝かせている。
「見ないでよっ。見ないでっ」
真木子は血を吐く思いで哀訴を絞り、腰を振った。
後ろで久保川が「おおっ」と感嘆の声をあげた。
「これはたまらん。三田夫人のケツ振りとは。こら、もっと景気よく振れ」
またもパシッと尻を張られた。

出典:~美臀妻 彼女は犯されるほど美しくなる~
著者: 鳴瀬 夏巳
人の妻だからこそ、雪のように美しい尻だからこそ、触りたい、穢したい、独占したい!……37歳、30歳、24歳――白昼のリビングで初めての肛姦。抗う言葉が徐々に甘い調べに変わり、自ら双臀を震わせ……。生贄の道を歩むしかない、美臀奴隷誕生の時が近づく。人妻の「本当の性」を露わにする最高のインモラル!