「本当よっ。私にも悪いところがあったわ。だから……あ、ひいいっ!」
突然、パーンッと突き抜けるような高音があがり、比佐子は悲痛な声を引き絞った。
奥寺が巨尻を大きく張ったのだ。二発、三発、四発と立てつづけに打擲する。
「ひいいっ!いっ、イヤッ……あひいいいっ!」
パーンッと巨尻が繰りかえし高鳴り、悲鳴が発せられる。鼓膜が強烈に刺激され、嗜虐と破壊への欲求はボルテージを高めていく。これまでさんざん苛つかされてきたこの尻が、思いのままになるのだと思うと、奥寺の胸は早鐘を打ちはじめた。
息が切れるまで打擲を加えた頃には、比佐子の声はすっかり小さくなった。
出典:~人妻【裏肉奴隷】 (フランス書院文庫)~
著者: 鳴瀬夏巳
白昼のスポーツクラブは、濃厚なフェロモンに満ちていた。コスチュームから溢れるヒップが眩しい人妻たち。熟れすぎた美臀が命取りになるとは、知る由もない。初めて、屈辱的な体位で嬲られる比佐子、珠実、理香……。哀れなはずなのに、快楽に溺れてしまう身体が呪わしい。五人の妻に隠された、「裏の顔」を露わにする悦び!