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打つたびに人妻の唇から悲鳴がほとばしり、白桃に似た双臀がバネのように跳ねあがる

御堂乱

「叩いてみろ」
「え!?」
「平手で尻を叩くんだ。フフフ、妻は変態で、裸の尻を叩かれるのが大好きなのさ」
「…………」
青年は再び唾を呑んだ。
奥さんが変態?──お尻をぶたれるのが好き?
にわかには信じがたかった。
たしかにバイブを挿れられて別人のようにあさましく狂乱しはしたが、童貞青年の目から見ても志津子が自分の意思で求めているようには感じられなかった。目つきの悪い長身の男が夫だというのも、なんとなく腑に落ちない気がする。
(この男は何者なのだろう?奥さんはこの男に、なにか弱みでも握られているのだろうか?)
そんな疑念が胸底に芽生えてきたが、目の前にもたげられた成熟ヒップの魅力には勝てなかった。志津子は裸エプロンの優美な背中をねっとりと汗に光らせ、ゼイゼイと荒い呼吸にまみれている。ムッチリと張りつめた双丘の谷間に、濡れそぼった女の花が咲き誇り、挑発するかのように赤い肉襞をヒクつかせている。女に縁のない青年ならずとも、正常な神経を狂わされてしまう妖しさだった。
青年は疑念を払うように首を振り、右手を頭上に振りあげた。
ピシーン!!
「ヒーッ!!」
小気味よい破裂音に続いて、人妻の悲鳴が玄関に響きわたった。
打たれた衝撃で志津子の貝肉が引き締まり、ピュッと小さく潮を吹いた。
それがピシャッと自分の顔にかかると、青年の欲情はさらに熱く煮えたぎった。
「お、奥さん!おおっ、奥さん!」
血走った眼をしばたたかせ、青年は再び右手を振りあげた。
ピシーン!!
「ヒイイーッ!!」
前より烈しい尻打擲、そして潮吹きだった。
ピシーン!!ピシーン!!
「ヒエエッ、ヒエエッ」
打つたびに人妻の唇から悲鳴がほとばしり、白桃に似た双臀がバネのように跳ねあがる。心地良い手応えが嗜虐の喜びと共に青年の手のひらを痺れさせた。美しい人妻のムチムチしたヒップを飽くことなく打ちすえ、赤く爛れ開いた媚肉から官能の熱い潮を絞りとる。これほどの快楽が他にあるだろうか。
ピシーン!!ピシーン!!ピシーン!!
いつの間にか青年は左右の手を鞭のように使って、無茶苦茶に志津子の臀丘を打ちすえていた。
「アヒイイーッ!!アヒイイーッ!!」
飛び散る潮の量が増えている。打擲と打擲の合間にも、プシュッ、プシュッと間欠的にしぶかせ始めた。いったいどこからこんなに出てくるのか、不思議なほど大量の貝汁であった。志津子は打たれながら髪を振り乱して泣き叫び、倒錯の快楽に全身をわななかせている。

出典:~立てこもり 高島家すべての女が奴隷になった日

著者: 御堂乱

立てこもり 高島家すべての女が奴隷になった日

「どこまで許せば満足してくれるの? もう出てって」男の肉茎をしごかされながら悲壮な目で訴える志津子。二人組に占拠された高島家のリビングで続く凌辱の狂宴。妻の痴態を力なく見守る夫、婚約前の躰を穢される家政婦。ついには身を挺して守ろうとした愛娘の操までが……極限状態下に置かれた男女がさらけだす愛と性の真実!