咲枝の手の動きは的確だった、いきり勃つ肉棒にすっと触れてくる

「後で、ここで泳ぎましょう。海水で味付けしたあなたのお魔羅、あたし、しゃぶってみたいの……」
「そんなこと言われたら、僕……」
「ふふっ、まだ勃起したままなのね……」
顔もはっきりとは見えないほどの暗さの中で、渚に打ち寄せる波の白さだけが闇に浮き上がる。そんな中でも、咲枝の手の動きは的確だった、いきり勃つ肉棒にすっと触れてくる。
健太は咲枝が用意してくれた浴衣を着ていた。以前、亡くなった夫のために自ら縫ったものだと言っていた。
(咲枝さんの旦那さんも、僕と同じぐらいの背恰好だったんだな)
ぴったりの浴衣を着せてもらい、そう思った。
咲枝は一度の交わりの後、再び、ハイレグビキニの上下を身に着けていた。その装いで、咲枝は下着を着けていない健太の肉棒を手で弄い、健太は後ろから咲枝の魅惑的な尻に触れ、手のひらでその感触を堪能していた。
(さっきは太ももに触れなかった……)
咲枝が上になっての、一方的な交わりだった。
(でも、これ以上を望んでは贅沢かな……。咲枝さん、覗き見の後は、海で、と言ってたし)
むろん、海はおろか、野外での体験はない。何しろ、祭りの最初の夜に、留美子によって初体験をするまでは、義母を筆頭に、島の熟女たちとの交わりを妄想しての自慰でしか欲望を吐き出せないでいたのだから。

出典:~熟女のやさしい筆おろし (フランス書院文庫)

著者: 小鳥遊葵

熟女のやさしい筆おろし

「じっとしてて……これは大人になる儀式だから」少年のズボンからたくましい肉茎を引き出す美熟女。絡まる指先、深々と呑み込む唇、顎を伝う雫……祭りの夜、年上の女が若者の筆おろしをする島の風習。教え導くはずが、性の愉悦に溺れていく35歳。留美子、咲枝、由美……海の女は淫らで美しい。