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柔らかいヒップはすでに左太股の鼠蹊部あたりまで近づき、しかも優香は足の爪先で慎吾の右足をそっと外側に押し出し、自分が座り易い空間まで作ったのである

早瀬真人

「このまま机に近づいて」
「え?」
「そんな遠くじゃ、机の上の答案用紙が見えないでしょ?」
「は、はい」
慎吾がゆっくり椅子を引いていくと、それに合わせ、優香が奥へ奥へと身体をずらしてくる。
柔らかいヒップはすでに左太股の鼠蹊部あたりまで近づき、しかも優香は足の爪先で慎吾の右足をそっと外側に押し出し、自分が座り易い空間まで作ったのである。
慎吾の両足はすでに百八十度近くまで開き、とても勉強をするような姿勢ではなくなっていた。
(あぁ。僕、なんて恰好をしてるんだ!)
「ほら。よく見て。ここはXを移項してから解くのよ」
慎吾の恥じらいなどお構いなく、首に絡んでいた優香の手に力が込められる。
背中が丸まり、強制的に答案用紙を覗き込む体勢になった慎吾だったが、今度は左頬にふっくらとしたバストが押しつけられた。
(あぁ、当たってるよぉ。な、なんて大きくて柔らかいおっぱいなんだ)
もちろん胸の谷間も生唾ものだったが、やはり肌と肌が直接触れ合っている乳房の感触は、十四歳の童貞少年にはあまりにも新鮮かつ刺激的だった。
「ん?わからない?」
優香の問いかけは、いつの間にか溜め息混じりの吐息に変わり、さらに身体を密着させてくる。ムッチリとしたヒップと太股の側面は、すでに突っ張った股間に押し当てられている状態だ。
顔は耳朶まで真っ赤に染め上がり、沸騰した脳漿は今にも爆発寸前。慎吾が昂奮から肩を小刻みに震わせると、優香は耳元で甘く囁いた。

出典:~あぶない誘惑ビーチ ビキニ女子大生の童貞指南 (リアルドリーム文庫)

著者: 早瀬 真人

「もう少し我慢したらいっぱい射精させてあげるからね」 海の家のアルバイト中に、水着姿も艶めかしい女子大生コンビ・亜紀、恵美と知り合いになった慎吾。誘惑されるままに筆下ろしをしてもらう約束をするが二人の友達が中学時代に憧れていた家庭教師のお姉さんで!?ちょっとMっ気のある少年の蕩ける初体験のお相手は――。