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女の頭が前後に動き始めていた。男の肉棒をしゃぶっているようだった。

小鳥遊葵

むっくりと起き上がった女は、周囲を気にするでもなく、立ち上がる初老の男の露出した肉棒の前にしゃがむ。
「まぁ、あなたの半分ぐらいしかないわね。あのシワシワ魔羅……」
咲枝は際どいことを平然と言い、しかし、声は昂ぶっていた。
「健太ちゃん、あたしも……」
咲枝は健太の前でしゃがむと、下着を着けていない健太の浴衣の裾を開いた。
「美味しそう……。あの女、このお魔羅、見たら、欲しがるでしょうね」
「そんな……」
欲しがるでしょうね、の一言に、健太の肉棒は反応する。
「だって、あれを見て……。漬け過ぎた沢庵じゃあるまいし、シワシワで……。それでも女は飢えていると、欲しくなるのよ……」
女の頭が前後に動き始めていた。男の肉棒をしゃぶっているようだった。それに合わせて、咲枝も健太の肉棒を舐め回す。優越感に浸っているような表情だった。
「ああ、美味ひぃ……。ああ」
「咲枝さん、そんなに声を出すと……」
健太はペンシルライトが揺らめく二人のほうを見る。
「ああん、まだやわらかいけど、どうにか、入りそう……。ねぇ、早く、しよう」
「そんなこと言わねえで、もうちょっと、しゃぶれ」
「いいから、もう入れて……。指で押し込めば、なんとか入るから……」
女は自ら雑草の上に横たわり、思い切り両足を開くと、膝をくの字に折り曲げた。腰を突き出す。男が雑草に膝をつき、自ら肉棒を扱いているようだった。
「ねぇ、あたしたちも、ここでする?」
「いや、ここでは……」
さすがに躊躇いが生じる。
「そうね。あんな活きの悪いのを見てたって仕方ないわ。行きましょう、あたし、もう、欲しくなっちゃった……」
数度肉棒を舐めしゃぶり、立ちあがると、咲枝は健太の手をとり、歩き始める。

出典:~熟女のやさしい筆おろし (フランス書院文庫)

著者: 小鳥遊葵

熟女のやさしい筆おろし

「じっとしてて……これは大人になる儀式だから」少年のズボンからたくましい肉茎を引き出す美熟女。絡まる指先、深々と呑み込む唇、顎を伝う雫……祭りの夜、年上の女が若者の筆おろしをする島の風習。教え導くはずが、性の愉悦に溺れていく35歳。留美子、咲枝、由美……海の女は淫らで美しい。